沖縄プリズム

少し前、恩納村にドライブした帰りに北谷のハンバーガー屋さんに寄りました。

「石垣牛」使用のハンバーガー、レギュラーサイズでもこのボリューム。


ハンバーガーって、どんなに美味しくても最期の２～３口になる頃にはなんだか単調な味に飽きて。
マックのコンパクトな？ハンバーバーガーでさえ食べ残してしまうわたし
食べきれるかなぁ。。。と心配をよそに、ﾅｾﾞだかペロリンとイケました。

ムスメの手は小さめですが、それでもかなりなラージ感。


バンズ表面がカリっとこんがり焼けてて、ほおばるたび食感がザクザクっ！と、よろし。
ミートがジューシィ
野菜たっぷりで意外とあっさりめ。。。。。で、ガツガツいけたのだな。フムフム。
でもさすがに、これのラージサイズは、無理だろなぁ。

サダハルにはポテト。
ちびちびあげるケチな？ムスメ。


実にアメリカンなハンバーガーを食べつつ、昔の苦い？思い出を、ぼんやり考えてました。

むかぁ～し、20年以上前、原宿は表参道のウェﾝディーズで数年間アルバイト経験あり。
当時はめずらしく？作り置きをしないハンバーガー屋さんで、オーダーが入ってから即効作るのですが。
場所柄、外国人客多く！（特に、アメリカー）
彼らのわがままっぷり？には振り回されたものでしゅ。。。。ﾊｲ。

彼ら、老若男女問わず。オリジナルのオーダーがあるらしく。

「ノー、ケチャップ！ノー、マヨネッスソゥス！オンリーマスタード。エ～ンド、エキストラオニオン！」

「ダブル、トゥメイトゥ。エ～ンド、ノゥ、ピックルス！」

・・・くらいまでは、まだオーダーの範囲内として。

「ハーフ、カッツ！」
「トリプル、ミーツ！」
「ミート、レア！」
「ナイフ＆フォーク！」などと、次々と想定外、メニュー、マニュアルにない要望を強気の口調で押し出してくるんざんす。

しかも彼らの要望は、おおむねジャパニーズ・サイズに不満らしく。
「モア、ラージ！」
「モア、ラージ！プリーズ！！」・・・・って、その時点ですでに全てのオーダー、マックス・ラージだし

ヒー！泣きそう。どんなオーダー、マイクで流すんだよ！（どんな、喰うんだよ！ｳｴｰﾝ！コワイ！）
田舎から上京したての新人バイトのわたし。
オロオロしてマネージャに泣きつくと。
余裕たっぷりの笑みを湛えつつ（意味不明！）彼は決まって、こう言いました。

「ノー！アイ、ハヴ！！」

キッパリ。

なるほろ！
「ノー、アイ、ハヴ！！」
勉強になった、やさ、やさ。。。

ブルーやグリーンの吸い込まれそうな瞳と、強気の姿勢にオタオタすることは無かったのだ。
こっちにはこっちの、ルールってもんがありんすよ。

その後の私は変わりました。爆
あ、更に日本人特有の、曖昧な「ミステリアス・スマイル」も忘れずにうっすらと浮かべると。。。「オゥ。ノォウ～。。。ノン？！ﾉﾝﾉﾝ･･･ﾉﾝ？ｵｩ~、ＯＫ。。。イエｯス。。。」
と納得させられるﾜｻﾞを習得！（あ、なんの話だったっけ。笑）
でも習得どころか、日本人はもっともっと！外国に対して自己主張しないと！という気持ちになったのは確かな20代の頃。でした(＠_＠;)

ありがとう、ウェﾝディーズ！確か、もう、無くなっちゃったよね。